「AIを活用した次世代ビジネス」
「有名人がプロジェクトに参加」
「早く始めれば将来高収入が得られる」
そんな甘い言葉で注目されているのが、
**AI Avatar社(旧SUZUVERSE)**によるアバター事業です。
しかしその裏側には、勧誘型マルチ商法や詐欺的な構造が潜んでいるとの疑惑も…。
この記事では、AI Avatar社の実態・口コミ・勧誘方法・報酬モデルなどを詳しく調査し、
「なぜ参加が危険なのか」をわかりやすく解説します。
目次
AI Avatar社は詐欺なのか?【結論】

AI Avatar社は詐欺と断定はできませんが、
マルチ商法に近い構造を持ち、極めてリスクが高いビジネスモデルです。
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商品価値より紹介報酬が優先されている
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SNS上での勧誘・囲い込みが活発
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旧社名ではポンジスキームの疑いあり
このように、一般消費者が安心して参加できるビジネスとは言い難い内容となっています。
AI Avatar社の勧誘と口コミの実態
SNSやYahoo!知恵袋には、以下のような不自然な勧誘の体験談が複数投稿されています。
「とにかく一度セミナーに来て」「説明できないけどすごいらしい」「ロナウジーニョが関わってる」など、情報をぼかした誘導が目立つ。
勧誘手口の特徴:
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月額制のアバター商品に加入させる
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誘った相手が登録すれば報酬が得られる仕組み
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“断りにくい関係性”を悪用するケースも多い
特に「商品についての説明が一切ないのに報酬ばかりを強調する」セミナーが多く、
実質的な商品の存在が不透明です。
セミナー内容と登録の流れ
AI Avatar社のセミナーでは、以下のような流れで参加者を誘導しているとの報告があります。
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初参加者を「体験会」と称して呼び出す
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仮想アートやアバターの“権利”購入を勧める
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スマホを操作させて登録を完了させる
料金の一例:
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月額:4,980円(キャンペーン中は2,980円)
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アバター商品:価格変動あり、複数購入を勧められる場合も
中身を理解しないまま登録してしまうリスクが極めて高い構造です。
マルチ商法の仕組みを解説

AI Avatar社の報酬モデルは、典型的なマルチ商法に酷似しています。
要素 | 内容 |
---|---|
紹介報酬 | 友人・知人に紹介すると月額報酬が発生 |
商品内容 | アバター権利、仮想アート等(不明確) |
モデル構造 | 後から入った人の課金で先に入った人に報酬が分配される仕組み |
この仕組みは、ポンジスキーム(後続からの資金で先行者に報酬を支払う)との指摘もあり、
継続性・合法性に大きな問題がある可能性があります。
ロナウジーニョの起用は信用できる?
AI Avatar社は、元サッカー選手「ロナウジーニョ」をプロモーションに起用していますが、
これは信頼性の根拠にはなりません。
なぜなら…
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ロナウジーニョ氏はプロジェクトの監修者ではない
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過去に金銭トラブルや詐欺的プロモーションへの関与歴もあり
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ただの「広告塔」である可能性が高い
著名人の名前を借りて信用を得ようとする手口は、詐欺的ビジネスによく見られるパターンです。
旧社名「SUZUVERSE」の過去と警告事例
AI Avatar社は、以前は「SUZUVERSE(スズバース)」という名前で活動していました。
SUZUVERSEの問題点:
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高配当を謳った投資勧誘
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住所や代表者を頻繁に変更
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SNS上に被害報告が多数
さらに、運営者F氏には経済犯罪への関与を疑う声もあり、
複数の法人を転々としている点も非常に不自然です。
法人名の変更や再スタートは、“過去の悪評をリセット”するために行われることも多く、注意が必要です。
ビジョン型マルチに要注意な理由
AI Avatar社のような「未来はこうなる系」のマルチ商法は、以下の共通点を持っています。
特徴 | 説明 |
---|---|
実績不明 | 具体的な成果や売上データは公開されない |
希望的観測 | 「アバターが将来資産になる」と根拠なく断言 |
誘導中心 | 自ら稼ぐのではなく「勧誘すること」が主な収益源 |
このような構造では、実際に儲かるのはごく一部の上位紹介者だけ。
多くの参加者は損失を出すリスクが高まります。
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AI Avatar社に関するよくある質問
Q. 登録すれば稼げるの?
A. いいえ。報酬の多くは紹介によって成り立っており、実際に稼げている人の証拠やデータは存在しません。
Q. なぜ社名を変更したの?
A. SUZUVERSE時代に悪評が多く、信用回復を狙った可能性が高いです。
Q. アバターに将来性はある?
A. 「著名人の権利を保有できる」とは言われますが、転売市場もなく、収益化の仕組みも存在しません。
まとめ:AI Avatar社に参加すべきでない理由
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商品より“紹介”が優先されたビジネス構造
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勧誘方法が強引で、不透明なセミナー運営
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過去にはポンジ疑惑や法人名変更の履歴あり
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ロナウジーニョ起用など外見だけの宣伝に注意
結論として、AI Avatar社は信頼性に欠け、長期的に稼げる根拠のないハイリスクな案件です。
「AI」「アバター」「著名人起用」などの華やかな言葉に惑わされず、
冷静にリスクを判断する姿勢が重要です。