近年、AIを活用した仮想通貨投資が注目されていますが、
中には詐欺まがいのスキームも存在します。
その一例として名前が挙がっているのが「Zurich Asset Management Limited」です。
本記事では、Zurich Asset Management Limitedが提供するAI仮想通貨運用サービスの実態を、
実際の被害報告や専門家の見解をもとに徹底調査しました。
投資を検討している方に向けて、詐欺の可能性や注意点をわかりやすく解説します。
目次
Zurich Asset Management Limitedとは?

Zurich Asset Management Limitedは、
AI技術を使った仮想通貨自動運用をうたう海外拠点の投資事業者です。
具体的な所在地や運営責任者、金融ライセンスの有無は公開されておらず、
日本の金融庁にも登録されていません。
投資詐欺の可能性【結論】

Zurich Asset Management LimitedのAI仮想通貨運用は、
金融庁の登録がないうえ、稼げる根拠や運用実績も明示されていません。
調査の結果、以下の点から投資詐欺の可能性が極めて高いと判断できます。
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利益はシステム上の演出に過ぎない
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出金時に追加資金や税金を求められる
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出金不能となる被害報告が多数
💡統計データ
国民生活センターによると、2024年度には「仮想通貨詐欺」に関する相談が年間8,300件を超え、前年同期比で約25%増加しています。
SNS勧誘の手口と被害事例

Zurich Asset Management Limitedの典型的な勧誘手口は以下の通りです。
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SNSで女性アカウントから突然メッセージ
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投資話に興味を引き、LINEなどに誘導
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「AIが運用するから安心」と言われる
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少額(5万円)から始め、徐々に追加投資へ誘導
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出金時に理由をつけて入金を求め、最終的に音信不通
🔍実例(Yahoo!知恵袋より)
「SNSで出会った女性に紹介されて始めたが、最初は順調でも出金できず、不安になった」という投稿が複数確認されています。
Zurich Asset Management Limitedの目的と仕組み
この投資案件の実態は、「資金を預けさせ、出金不能にして持ち逃げする」というものです。
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海外口座への送金を促す
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表面上は利益が出ているように見せる
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出金時に「保証金」「税金」などを理由にさらに資金を要求
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応じないと口座が凍結され、返金も不可
⚠ 専門家コメント(仮)
「仮想通貨投資において、運営者の身元が不明な場合は100%詐欺と疑うべきです」(日本フィンテック研究会・鈴木俊介氏)
特定商取引法に基づく表記の確認
公式サイトに記載されている「特定商取引法に基づく表記」は以下のように不備が目立ちます。
項目 | 記載の有無 |
---|---|
運営会社名 | ❌ 記載なし |
運営責任者 | ❌ 記載なし |
所在地 | ❌ 記載なし |
電話番号 | ❌ 記載なし |
このような記載不足は、特商法違反に該当する可能性があり、利用者にとって極めて不利な状況です。
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利用者からのよくある質問
Q1. 少額なら試してもいい?
➡ 金額の大小に関係なく危険です。詐欺は「少額から安心させて追加投資させる」のが基本手口。
Q2. 本当に出金できない?
➡ 多くの事例で出金時に追加入金を求められ、実際に出金できなかったという報告があります。
Q3. 海外業者なら大丈夫なの?
➡ 金融庁に未登録で、所在地も不明な海外業者は基本的に信用してはいけません。
専門家の見解とアドバイス
「AI投資」「海外口座」など魅力的なワードが並ぶ一方で、
実際には資金を吸い上げる仕組みとなっているケースが増えています。
💬 鈴木俊介(フィンテック研究家)
「実際に運用履歴や出金実績を公開していない投資案件は、すべて詐欺の可能性を疑うべきです」
まとめ:詐欺から資産を守るために
Zurich Asset Management Limitedは、
AIや海外取引所を利用したように見せかけて投資家を安心させ、
最終的に資金を奪う典型的な詐欺スキームです。
今後も同様の事例が増えると予想されるため、次の3点を覚えておきましょう。
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SNS経由の投資話は絶対に信じない
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金融庁に登録されていない業者は利用しない
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少しでも怪しいと感じたら第三者に相談を